2012年7月2日月曜日

知っていると便利、旅行で実際に使ったポーランド語ランキング


ポーランドでは日本と同じくらい英語が通じません。

若い人は日本と同様、ハイスクールで英語を習うので比較的通じたりするのですが、

駅もバスもスーパーも、そして観光で訪れるであろう各博物館でも、基本的に英語は通じません。

地域で言うと田舎になるほど英語が通じなくなります。

ポズナンやブロツワフなどの比較的大きな都市では通じる人もちらほらいるのですが、

オスフカ遺跡やクションシュ城があるヴァルブジフなどになると、ほぼ通じません。。


ということで、個人的に相当役に立った「旅の指さし会話帳 」は全力でおすすめしたいのですが、

この中でも使うもの、明らかに使わないもの、いろいろあるので、自分が実際に使った順に

並べていこうと思います。



■ポーランド語、旅行で実際に使った順ランキング


1,ジェンクイェ (ありがとう)

これは使いまくりです。たとえ向こうが英語で話してくれたとしても、ポーランドで英語は

当たり前ではないのだからお礼くらいはポーランド語で言いたいものです。

タクシーの運ちゃん等、一部の人は「ジェンキ」って言ってた気がする。

多分日本語の「あんがと」みたいなちょっと崩した言葉なのでしょう。


2,ジンドーブレ (こんにちは)

これは現地の人がやたら使っていました。意味は「こんにちは」ですが、チケット買うときなど

基本的にはこの呼びかけから会話を開始すると言ってもよいと思います。


3,プローシェ (軽い謝罪のすみません、どうぞ、どういたしまして、お願いします)

これ、万能語です。直訳は「頼む」とかそんな意味のようですが、

たとえばお金を払うとき、バスで席を譲るとき、ジェンクイェに答えるとき(どういたしまして)、

レジで会計をお願いするときなど、とりあえずこれを言っておけば会話になる感じです。


4,プロシェパニ?(女の人に呼びかけ「すみません」)、プロシェパナ?(男の人に呼びかけ「すみません」)

これも便利。英語のExcuse meとほぼ同じ使い方だと思います。現地の人がジンドーブレで

会話を始めるのを見るまでは、私はあらゆるシーンでこの言葉から会話を始めていました。


5,タク (はい)、 ニェ (いいえ)

これも必須レベル。最低限「はい」と「いいえ」がわからないと意思疎通がはかれません。


6,ト (これ)、 タムト (あれ)

かなり原始的ですが、これが使えると最低限の会話を行うことができます。

例えば 欲しい物を指さして、プロシェ ト(これください)でとりあえず会計までは

持って行けます。


7,フツェ ポイェハチ スターレ ミアスト (旧市街へ行きたいのですが)
グジェ イェスト プシスタネク? (バス停はどこですか?)

「フツェ ポイェハチ ○○」で○○に行きたいのですがになります。

「グジェ イェスト ○○?」で○○はどこですか?になります。

固有名詞が難しければ、地図を指差して「フツェ ポイェハチ ト」でもいいと思いますよ。


8,イレ コシュトゥイェ? (いくらですか?)

これが使えれば旅行の大半はなんとかなります。なぜなら、旅行における行事の大半は

なんらかの「買い物」だからです。店にある何かが欲しい場合は「イレ ト コシュトゥイェ?」

とでもいうのがよいでしょう。


9,ニェ ロズミェム (わかりません)

私が旅行したポーランドのポズナン、ブロツワフ、ヴァルブジフで危ない目にあったことは

一度もないのですが(電車で寝てる人もいたし比較的平和みたい)、とはいえ、大都市に

物乞いがいるのは日常風景のようです。よくわからない人がいきなり近づいてきたら、

たいてい物乞いなのですが、まぁ本当に何言っているかさっぱりわからないので、

「ニェ ロズミェム」と言って立ち去りましょう。


10,プロシェ イエデン ビレト (チケットを1枚ください)

これがわかれば博物館でも駅でも切符が買えます。ポズナン空港を降りて、ポズナン本駅に

いくバスに乗りたいなら案内所で、

「フツェ ポイェハチ ポズナン グローニィ、 プロシェ イエデン ビレト」

とでも言えばよいのです。うーん、でもたしか空港の案内所の人は英語が使えた気がします。



■必須ではないが知っておくと便利な言葉

1,数字(0ゼロ、1イェデン、2ドヴァ、3チシ、4チュテルイ、5ピェンチ、6シェシチ、
7シェデム、8オーシェム、9ヂェヴィェンチ、10ヂェシェンチ)

イレ コシュトゥイェ?(いくら?)って聞いて、数字が1から10までわかると相手が何言っているのか

最低限わかるので便利です。でもわからなくてもレジのモニターか電卓のモニターで

値段を提示してくれるのでわからなくてもなんとかなります。


2,方向(プロスト:まっすぐ、ポブロテム:戻る、プラヴォ:右、レヴォ:左)

最終的に私は覚えなかったのですが、道聞いたときにこれがわかれば便利だったなと

思います。プロスト、プラヴォ、レヴォだけでも覚えとけばよかった。彼らが一生懸命

これらの言葉を使って説明をしていた気がします。


3,標識の用語(ulicaウリツァ:通り、mostモスト:橋、św:聖)

とりあえず、ランタン祭り(聖ヨハネ祭、Noc Kupały)の会場の聖ロフ橋(Most świętego Rocha)

にはいろいろなulicaを通ってたどり着く感じです。




ということで、超最低限の会話だけ載せてみました。「旅の指さし会話帳 」は一冊あると

便利だと思いますよ。


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